症例:30 PFTコーヌス義歯

 

この方は、数か月前に上の前歯をPFTコーヌス義歯で治療されたのですが、その使用感が非常に良かったとのことで、改めてご来院されました。

使用感が良かったのに、改めて来院??・・・と思われるかもしれませんが、今回は、上の歯のことではなく、下の歯のご相談でのご来院でした。

・・・というのも、「下の歯の具合があまり良くない」そうで、上の歯と同じように治療してほしい!という依頼でした。

歯の状態は、人それぞれで、この方は、奥の方の歯が無かった(アタッチメント義歯を使っておりました)のです、そこまでカバーできる仕様での治療となりました。

通常は、奥の歯・・・しかも、治療の時点で、歯が無い部分は、人工の歯での入れ歯を入れるので、今回は特別な仕様での治療です!

なにしろ、下の歯は奥の方まで見えるので、土台の部分に使用する「クラウン」と同じ素材で、奥の歯まで製作しました。

そのため。とても綺麗に仕上がりました。

 

なお、この方法には、一つだけ欠点があります。

それは、歯を外した時のこと。

この装置は土台部分に、通常金属を使用します。

そのため装置を外した際「金属の歯」が並ぶことになり、「グロテスク」なんです。

 

しかし、ごく最近ではケースによっては「ジルコニア」(白い歯の素材)での製作が可能となったため、この装置の欠点が克服できたかと考えてます。

 

コーヌス義歯

費用:2,695,000円

(2020年に入り、金属の値上がりが激しいのと、この義歯は、他の義歯に比べて、金属を多く使うため、割高になっております。)