歯ぎしりをなんとかしたい方
本人が無意識の睡眠中に起きえるとても有害な現象として、「いびき」、「歯ぎしり」が上げられます。
双方ともその状態が重度になればなる程、体への負担が大きくなり、体全体への悪影響を及ぼしてしまいます。
歯ぎしりとは、上下の歯を食いしばりギリギリとこすり合わせるもの、食いしばり、その両方が合わさったものなどがあります。
もう少し、詳しく説明させていただくと・・・
1・・・食いしばり(かみしめ)とは?
物事に集中している時(PC、ゲーム、文章を書いたり)に、無意識のうちに食いしばってしまいます。
日中でも睡眠中にもおきえます。
口の周りがこわばったり、顎の周辺が疲れたり、場合によっては歯が痛くなったり、ひどい場合には歯が欠けたり、割れたりします。
2・・・歯ぎしり
睡眠中に無意識に上下の歯を食いしばり、ギリギリとこすりつけます。
歯ぎしりをしている年月が長いほど、そして、強い力でかみしめて歯ぎしりするほど、また睡眠中での頻度が多く時間が長いほど歯がすり減ります。
現象として、歯のかみ合わせの面がすり減ったり、歯のつけ根(歯頚部)が削れたり、歯がしみたり(知覚過敏)、場合によっては歯が欠けたり、割れたりします。
歯ぎしりは、無意識にしているため、また睡眠中ずっとしているわけではないため本人のみならず、周囲の人にも気づかれないことも多いです。
歯ぎしりセルフチェック表
そのようなわけで、自分自身、気がつかないうちに歯ぎしりをしているかもしれませんので、こちらの項目に当てはまるかどうか、確認してみてください!
□ 歯ぎしりをしていると、家族や友人から指摘されたことがある。
□ 物事に集中しているとき(PC、ゲーム、文章を書く)に無意識にかみしめている。
□ ストレスがたまりやすい
□ 朝起きた時に口の周囲にこわばりがある、顎の周囲が疲れている。
□ 充分睡眠をとったはずなのに肩こり、頭痛がしたり、体が重い。
□ 歯のかみ合わせの面がかなりすり減っている。
□ 歯のつけ根が削れている、欠けている。
□ 歯が欠けたり、割れたことがある。
□ 口が開けずらい、大きく開けると顎が痛い。
いくつか、思い当たる点がございましたら、歯ぎしりをしている可能性が高いと思われます。
負の連鎖
歯ぎしりの治療について・・・
残念ながら今のところ、完全に歯ぎしりを止める治療法はなく、マウスピースを装着し歯ぎしりを止める(対処療法)が主となっております。
この「歯ぎしり用のマウスピース」ですが、最も大事なことは、睡眠中確実に口の中に保持されている事です。
外れたりしたら全く意味をなしません。
よく使用経験のある方から伺うのは、「朝起きると外れて枕元に転がっている」、また私の経験では、あまり素材が薄い場合数週間程度で噛み切って破損してしまった・・・ということもありました。
当院では厚さ、形をオーダーメイド出来るマウスピースをお勧めしております。
マウスピースについては材質、形など様々なものがあり市販の物もありますが、当院で作成したマウスピースの写真を掲載しておきます。
興味のある方は、写真の下の連絡先に、今すぐお問い合わせ下さい。
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